Chunky Creators は、現在準備中です。

2021/03/30 18:37



皆様、こんにちは。
まもなく定番ブレンドドリップバッグ詰め合わせのリニューアル販売ということで、
chunky cookieの定番ブレンドについて改めてご紹介をさせて頂きます。

今回は、「ミスカレイド」です。

万華鏡をテーマにしたブレンドで、
その最大の特徴は飲み始めのフローラルな香り。
そして、飲み進めるにつれてどんどん味や香りが変化していくところです。

一貫した優しい味わいの中で、みるみる表情を変えていく様はまさに「カレイド(万華鏡)」。

このブレンドが一貫性の中で、これだけの表情の変化を生み出せる理由はブレンド比率にあります。

各豆の基本的な味の方向性は実はそんなにかけ離れていないです。
しかし、各豆には決定的な違いが一つあります。
それは、香りと酸味のポテンシャルが最大化するタイミングが全く違うことです。

土台となる味の基本的な方向性は同じ。
そこにそれぞれ飲み始め、少し飲み進めて舌が味に慣れた頃、温度帯が下がり始めたタイミング。
各ポイントに一番個性が出る豆をどれかが勝ちすぎるの無いバランスでブレンドすることで、
この複雑な表情変化が生まれています。

もちろんただ個性的な豆を混ぜるだけでは、強い豆が勝ってしまったり、逆にポテンシャルの一番低い豆のレベルまで全体の質が落ちてしまったり。
一番よくあるのは、味が中和して特徴がほぼ消えてしまう事。そこに奥行きのある味わいが残れば良いのですが、平面的な味わいだとのっぺりしていて
まるでコメントのつけようもない味わいになる事もしばしば。

ミスカレイドは、3種類のブレンドによって生まれていますが、
この3種類はどれも単一によって相当なポテンシャルを発揮する豆です。
はっきり言ってしまうと本来はその強烈な個性をシングルオリジンとして楽しむ豆です。

アロマの強さ、酸味の特性、テロワール由来の骨格。
ミスカレイドのブレンド比率は喧嘩し合う個性的な豆が絶妙にお互いの個性を引き出し合うポイントを見つけるまで、
何度も試作を繰り返して創り上げました。

軸となる豆はコロンビア ラ・ホヤ農園「ゲイシャ種」
この豆の最大の特徴は、フローラルな香りと、テロワール由来の雑味のない味わいです。

そこに、グアテマラ ウエウエテナンゴ地区の「ブルボン」「マラゴシッペ」などの複数品種を合わせた水洗式精製の豆。
エルインヘルト農園などのグアテマラトップの農園もある地区ですが、今回のクロップは全体的にかなり出来の良い年となっていて、
ゲイシャのパワフルさにも負けない豆に仕上がっています。

アクセントとして、ブレンド全体に複雑さと後半の劇的な味わいの変化をもたらすのが、
ケニア カラティナファクトリーの水洗式精製の豆です。
この豆はとにかく個性が強く、焙煎度合いやブレンド比率、エイジング状況次第であっという間にブレンド全体を飲み込んでしまう程の力強さがあります。
しかし、そのパフォーマンス力のコントロールによってブレンドはより立体感ある味わいに仕上がっています。

これらの豆が互いの個性を相殺することなく、生かし合う焙煎とブレンド比率によって生まれたのがミスカレイドです。

ガツンとくるロースト感はあまりないのですが、深入り好きの方にも表情変化な部分と土台の品質の高さの部分でしっかりと楽しんで
いただけるブレンドになっていると思います。

ご興味のある方はぜひ一度試してみてください。