Chunky Creators は、現在準備中です。
2021/03/06 11:24
皆さん、こんにちは。
chunky cookieオーナーバリスタの吉田勇貴です。
先日、定番ブレンド2種のドリップバッグ詰め合わせの販売を開始いたしました。
販売に向けて試作を繰り返すうちに、
各ブレンドの良さを引き出すコツがドリップバッグにもちゃんとある事が分かりました。
今回はそのコツをお伝えして、チャンキードリップバッグをより美味しく楽しめるお手伝いが出来ればと思っています。
まずは、「ミスカレイド」
瑞々しくてフローラルなブレンド。
フローラルな香りから温度の変化に合わせて、柑橘系とベリー系の香りと明るい酸味が姿を現すのがこのブレンドの特徴。
その名の通り「万華鏡(カレイド)」の様に煌びやかに表情を変えるコーヒー。
蒸らしの工程が入る通常のハンドドリップでの抽出とドリップバッグとでは明らかな違いがありました。
それは、「味の濃度」です。
もともと優しく水分を飛ばしていくタイプの焙煎をしているミスカレイドは、
ロースト感のあるコーヒーよりも味が優しいんですね。
そもそもコーヒーの抽出における「蒸らし」という工程は、
コーヒー豆(粉)の中に入っているガス(二酸化炭素)をお湯を浸透させる事によって外に押し出し、
ガスが閉じ込めていた揮発性アロマを外に放出させるための作業なんです。
つまり、コーヒーの香りや旨味が劣化しないように閉じ込めてくれているガスですが、
いざ抽出する時にはそのガスを抜いてあげないと、せっかく閉じ込めていた香りや旨味が液体に反映されないんですね。
ここで本題ですが、
優しい焙煎でフローラルさがあり、様々な香りと酸が次々と表情を変えるミスカレイド。
ドリップバッグだと味が液体に反映されるのに少し時間がかかるんです。
ミスカレイドをドリップバッグでより美味しく飲むためには、
1:まず、軽く粉にお湯をかけて少し蒸らす。(15秒くらいで十分かと思います)
2:ドリップバッグに注ぐお湯は一気に入れずに、バッグの半分くらい注いだら落ちるのを待つ。
落ちたら同じようにまた注ぐ。これを繰り返してカップに液体を溜めていく。
3:ミスカレイドのポテンシャルは冷め始めたところからの表情の移り変わりに有り!
温度帯の変化によって最初とは全く別物の様に味が変化するまさに万華鏡の様なコーヒー。
温度の変化による味と香りの変化をゆっくりと飲みながら感じていただけるのが、ミスカレイドの一番美味しい飲み方だと思います。
個人的には60度くらいから35度くらいまで落ちていく辺りの表情が一番好きです。
ミスカレイドに関しては、この豊かな表情をしっかりと出してあげるために
なるべくゆっくりしっかり粉がお湯に触れる時間を作ってあげて、
なるべくゆっくり変化を楽しんであげてほしいです。
次回はもう一つのブレンド「レミニア」のポイントをご紹介致します。